OCR & Aviutl Wiki
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これは、さつき氏の作ったText Animationである。

共通の設定項目

全てのスクリプトが『個別オブジェクト』である前提で作られている。

時間

ひとつの文字が登場してくる時間を指定できます。

「フェード」とか「X距離」とか指定していない場合、値を変えても変化はありません。
  • +:登場
  • ー:退場

間隔

1文字1文字が現れる間隔を指定できます。

設定ダイアログの「表示速度」を設定するのと同じ効果です。

拡大率

登場前・退場後の拡大率を指定できます。

登場順

文字の登場順を指定できます。

  • 0=前から順番に登場
  • 1=後ろから順番に登場
  • 2=ランダムな順番で登場
  • 3=ランダムな間隔で登場
  • 4=内側の文字から登場
  • 5=外側の文字から登場

TA標準移動、TA標準登場2

一文字毎に文字が移動します。TA標準登場と似ていて、登場前の文字も表示されます。

◇X距離,Y距離,Z距離

登場してくる距離をXYZ軸ごとに指定します。

※AviUtlデフォルトのアニメーション効果の「画面外から登場」に少し似ています

◇X軸回転,Y軸回転,Z軸回転

登場してくる回転角を指定します。

TA標準移動

トラック最小値最大値初期値刻み単位
時間[s]-550.30.01
間隔[s]050.30.01
開始[s]010000.01
登場順0501
Dialog
拡大率100
X距離0
Y距離100
Z距離0
X軸回転0
Y軸回転0
Z軸回転0
加減速[1-5]2
減/加0
タイプ OFF

◇開始[s]

最初の文字が移動し始めるまでの待機時間を指定します。

◇減/加/S[0-2]

加減速の種類を指定します(詳細は「加減速」の「共通項目の説明」を参照)。

◇タイプ

チェックすると、全体的に登場してくるようになります。「時間」と「間隔」の値をある程度大きくするとよいかもしれません。

TA標準登場2

トラック最小値最大値初期値刻み単位
時間[s]050.30.01
イン[s]-1510.01
アウト[s]-1510.01
登場順0521
Dialog
フェード ON
X距離0
Y距離0
Z距離0
拡大100
X軸回転0
Y軸回転0
Z軸回転0
加減速[1-5]2
アウトは逆方向 ON

普通な登場・退場ができる効果です。

◇フェード

チェックすると登場時にフェードします。

TAテキスト配置(A)、TAテキスト配置(B)

テキストを一文字ずつドラッグして配置できる効果です。同じテキストにTAテキスト配置(A)→TAテキスト配置(B)という順に適用して使用します。

1文字1文字の位置をドラッグで変更できたり、再生とともに文字をランダムに移動させたり。

TAテキスト配置(A)

トラック最小値最大値初期値刻み単位
基準サイズ0512501
Zランダム050001
回転ランダム05000
移動速度01000
Dialog
英数字 OFF
テキスト"さんぷる"
(XY座標) {}

◇基準サイズ

テキストの基準となるサイズを指定します。

◇Zランダム

テキストを一文字毎に、ランダムにZ軸方向にずらします。

◇回転ランダム

テキストを一文字毎に、ランダムにZ軸回転します。

◇移動速度

テキストをランダム方向(X,Y,Z)に移動させます。

◇英数字

表示するテキストが英数字の場合はチェックします。なお、全角文字等と英数字が混ざったテキストには対応していません。

◇テキスト

表示したいテキストを入力します。最大16文字程度まで。

◇(XY座標)

XY座標を数値で指定することも出来ます。通常は設定する必要はありません。

TAテキスト配置(B)

Dialog
サイズ(基準s){}
基準フォント"MS UI Gothic"
フォント(基準f){}
基準色0xffffff
色(基準c){}
Z座標{}
Z回転{}
縦横比{}

◇サイズ(基準:s)

任意の文字のサイズを指定します。

  • {1文字目のサイズ,2文字目のサイズ,…}というリストになってます。
  • 設定した基準サイズと同じ場合は、具体的な数値ではなく"s"でもOKです。
  • 【例】3文字目と5文字目のサイズを変える場合
    • {s,s,100,s,120}

◇基準フォント

基準となるフォントを指定します。

◇フォント(基準:f)

任意の文字のフォントを指定します。

  • 【例】3文字目のフォントを指定する場合
    • {f,f,"HGP明朝B"}

◇基準色

基準となるテキストの色を指定します。

◇色(基準:c)

任意の文字の色を指定します。

  • 【例】3文字目の色を指定する場合
    • {c,c,0x00ffff}

◇Z座標

任意の文字のZ座標を指定します。

◇Z回転

任意の文字のZ回転を指定します。

◇縦横比

任意の文字の縦横比を指定します(-100~100)。

TAぽよよーんと登場

トラック最小値最大値初期値刻み単位
時間[s]-550.60.01
間隔[s]050.10.01
勢い082.00.01
登場順0501
Dialog
揺れ幅100
種類[0-4]0
タイプ OFF

ぽよよーんと登場させる事ができる効果です。 ANM1にも同じように「ぽよよーんと登場」という効果があります。

TA位置調整で移動

トラック最小値最大値初期値刻み単位
時間[s]-550.30.01
間隔[s]050.30.01
開始[s]010000.01
登場順0501
Dialog
加減速[1-5]2
減/加0
タイプ OFF
座標 {}

「TA位置調整」を時間差で操作できるバージョンです。

◇開始[s]

最初の文字が移動し始めるまでの待機時間を指定します。

◇減/加/S[0-2]

加減速の種類を指定します(詳細は「加減速」の「共通項目の説明」を参照)。

◇タイプ

チェックすると、全体的に登場してくるようになります。 「時間」と「間隔」の値をある程度大きくするとよいかもしれません。

◇座標

ドラッグしたテキストの位置を、座標数値で指定することもできます。

TA回転停止で登場

トラック最小値最大値初期値刻み単位
間隔[s]-550.30.01
速度-10001000270
待機[s]01000.01
登場順0501
Dialog
X軸回転 OFF
Y軸回転 OFF
Z軸回転 ON
移動距離0
移動角度0

時間差で1文字1文字を回転・停止させる事ができる効果です。

TA字間XY

トラック最小値最大値初期値刻み単位
X拡大率01000100
中心X-100010000
Y拡大率01000100
中心Y-100010000
自動調節

X軸、Y軸の中心・拡大率を変更できる効果です。(他の効果に比べて少し使いづらいです)

TA操作SP

トラック最小値最大値初期値刻み単位
最大値100800200
拡大率0800100
Dialog
一体化 OFF
座標 {}

文字ごとに位置・拡大率をアンカーポイントで指定できる効果です。

TA数珠つなぎ

トラック最小値最大値初期値刻み単位
角度範囲-36036060
方向-3603600
字間-800800100
拡大1100100
Dialog
回転あり OFF
ランダム種1

ランダムに行間(?)を変更できる効果です。あと回転とかも出来ます。

TA移動軌跡

トラック最小値最大値初期値刻み単位
位置基準0100500.01
字間051234
始終透明0101
時間基準

移動させる事で、文字をテロップみたいに流せる効果です。

字間・流れる速度とかも調整できます。
斜めテロップとかも簡単に作れます。(Z軸にも多分対応してます)

◇位置基準

テキストの位置を割合(%)で指定します。0:始点、100:終点

◇字間

テキストの字間を調整します。

◇始終透明

開始点または終了点にある文字が透明になります。

◇時間基準

オブジェクトの現在時間に応じて、テキストが始点から終点に移動します。チェックしている時は「位置基準」の項目が無効となります。

TA範囲指定で変化

トラック最小値最大値初期値刻み単位
X-200020000
Y-200020000
範囲020001001
範囲表示0111
Dialog
X0
Y0
Z0
拡大率50
透明度0
X回転0
Y回転0
Z回転0
加減速[1-5]2
自動移動[0-2]0
2000

赤い円の範囲で、任意のパラメータを変化させます。(アンカーポイントはトラックバーでも操作できます)

TA起き上がって登場

トラック最小値最大値初期値刻み単位
時間[s]-550.60.01
間隔[s]050.10.01
勢い082.00.01
登場順0501
タイプ

本家の「起き上がって登場」効果を、1文字1文字に適用できるようにしたようなバージョンです。

関連項目

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