数学ライブラリ[]
三角関数[]
math.pi[]
円周率()を表す定数です
小数点以下14桁目を四捨五入しているようです。
math.deg[]
math.deg(x)
ラジアンx
を角度(°)に変換します
ってことです
math.rad[]
math.rad(x)
角度(x
°)をラジアンに変換します
ってことです
math.sin[]
math.sin(x)
ラジアンx
からサインの値を得ます
math.cos[]
math.cos(x)
ラジアンx
からコサインの値を得ます
math.tan[]
math.tan(x)
ラジアンx
からタンジェントの値を得ます
math.asin[]
math.asin(x)
サインx
の値からラジアンを得ます。定義域は, 戻り値は
定義域外の値が渡されると戻り値はNaNになります
math.acos[]
math.acos(x)
コサインの値x
からラジアンを得ます。定義域は, 戻り値は
定義域外の値が渡されると戻り値はNaNになります
math.atan[]
math.atan(x)
タンジェントの値x
からラジアンを得ます。戻り値は
math.atan2[]
math.atan2(y, x)
座標からラジアンを得ます
言い換えるとすれば結果の象限を見つけるために両方のパラメータの符号を使って、y/x
の逆正接(ラジアン)を返します。
math.sinh[]
math.sinh(x)
x
の双曲線正弦の値を返します
math.cosh[]
math.cosh(x)
x
の双曲線余弦の値を返します
math.tanh[]
math.tanh(x)
x
の双曲線正接の値を返します
指数・対数[]
math.pow[]
math.pow(x, y)
x
のy
乗の値を返します。x^y
の式でも代用できます
math.exp[]
math.exp(x)
を返します
math.log[]
math.log(x[,base])
baseを底とするx
の対数を返します。base省略時は自然対数を返します
math.log10[]
math.log10(x)
- ※この関数はLua 5.2で廃止予定です。
math.logでの代用を推奨します
math.log(x,10)
と同じ値を返します
math.sqrt[]
math.sqrt(x)
x
の平方根の値を返します。x^0.5
の式でも代用できます
math.ldexp[]
math.ldexp(m, e)
の値を返します。(e
が実数だと四捨五入されて整数にされるようです)
math.frexp[]
math.frexp(x)
m
とe
を返しますが・・・
x
が0以外の有限:となるようなm
とe
になります。m
は(0.5以上1未満)、e
は整数ですx
が0:m
とe
は0になります。x
がNaNもしくは無限大:m
はx
、e
は未定義になります。
その他[]
math.abs[]
math.abs(x)
(x
の絶対値)を返します
math.ceil[]
math.ceil(x)
x
の小数点以下を切り上げて整数にします
math.floor[]
math.floor(x)
x
の小数点以下を切り捨てて整数にします
math.fmod[]
math.fmod(x, y)
x
をy
で割った余りを返します
x % y
は、を返しますが、math.fmod(x,y)
は、
を返します
y==0
のときは、-1.#INF
を返します
math.max[]
math.max(x, ...)
与えられた引数の中から最も大きい値を返します
NaNでの動作は指定されていません。現在の実装では、x
がNaNの場合NaNが返されますが、それ以外のNaNは無視されます。
math.min[]
math.min(x, ...)
与えられた引数の中から最も小さい値を返します
NaNでの動作は指定されていません。現在の実装では、x
がNaNの場合NaNが返されますが、それ以外のNaNは無視されます。
math.huge[]
正の無限大の値を表す定数です
math.modf[]
math.modf(x)
x
の整数部と小数部の2つの値を返します
math.random[]
math.random([m[, n]])
乱数を返します
拡張編集の乱数とは違い、呼び出し毎に値が変わります
mとnは整数を設定する事ができます
- 引数なしで呼ぶと(0以上1未満)の実数を返します
- 数値mを渡すと、(1以上m以下)の整数を返します
- 数値mとnを渡すと、(m以上n以下)の整数を返します
math.randomseed[]
math.randomseed(x)
乱数のシード値をx
に設定します
ちなみに、乱数といっても擬似乱数なので同じシードを設定すると同じ順番でmath.random
の返値を生成します